約 3,386,126 件
https://w.atwiki.jp/gotham/pages/133.html
【CLASS】 アサシン 【真名】 シルバーカラス 【出典】 ニンジャスレイヤー 【属性】 中立・中庸 【ステータス】 筋力:C 耐久:D 敏捷:B+ 魔力:D 幸運:D 宝具:A 【クラス別スキル】 気配遮断:B サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。 完全に気配を断てば発見するのは非常に難しい。 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 【固有スキル】 剣術:A++ 『イアイドー』と呼ばれる剣技を習得している。一般的な抜刀術とは異なる。 一撃必殺の機会をいかにして捉えるかを重要視しており、A++にもなると最早超人の域。 心眼(真):B 修行・鍛錬によって培った洞察力。 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。 直感:B 戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を「感じ取る」能力。 また、視覚・聴覚への妨害を半減させる効果を持つ。 見切り:B 敵の攻撃に対する学習能力。 相手が同ランク以上の『宗和の心得』を持たない限り、同じ敵からの攻撃に対する回避判定に有利な補正を得る。 但し、範囲攻撃や技術での回避が不可能な攻撃は、これに該当しない。 【宝具】 『無銘(ニンジャソウル)』 ランク:A 種別:対己宝具 レンジ:1 最大補足:1人 ニンジャとは平安時代の日本をカラテによって支配した半神的存在である。 この宝具はアサシンに憑依したニンジャのニンジャソウル、つまり魂そのもの。 ニンジャソウルに憑依されたものは個人差こそあれど、超人的な身体能力や生命力を獲得する。 その戦闘力は常人を遥かに凌駕するものの、急所への攻撃はニンジャといえど致命傷となる。 【weapon】 『ウバステ』 何の変哲もない日本刀。それ以上でもそれ以下でもない。 本来は一人の少女に譲渡されたものだが、彼を代表する武器である為、所持するに至った。 【サーヴァントとしての願い】 無い。強いて言うなら最後に吸い損ねた煙草を吸いたい。
https://w.atwiki.jp/gotham/pages/119.html
【マスター】 レッドフード@バットマン 【マスターとしての願い】 ジョーカーに死んでもらう 【weapon】 各種銃火器及びナイフ ショットガンやピストルなど一般的な銃器。レッドフードの拠点に複数保管 【能力・技能】 鍛えた身体能力 【人物背景】 本名をジェイソン・トッド、またの名を二代目ロビン。 ストリートの不良少年で元孤児。バットマンのバットモービルからタイヤを盗もうとして捕まり、その技と度胸を買われて二代目ロビンとなる。 ある時、母親をジョーカーに拉致され、救いに向かった所を諸共に爆殺されるが、その後アメコミ恒例のなんやかんやで生き返りが発動。 墓場から自力で這い出た後に死者を蘇らせるラザラス・ピットという泉に入れられ完全復活。 その代償として人格が大きく歪み悪人を残虐に殺害するレッドフードとなってしまった。 自分を殺したジョーカーをバットマンがまだ生かしている事に激しく怒り、バットマンと敵対、彼の不殺主義では犠牲者が増えるばかりだと否定している。なお、先輩や後輩のロビンとはそこまで仲は険悪ではない。 現在はアウトローズというヒーローチームで活動中。 【方針】 犯罪組織を潰して回りながら他のマスターの情報を集める。 仮に犯罪行為に手を染めているようならば容赦はしない。 保有魔力に関してはラザラス・ピットに浸かった影響か一般人と比較すると多め。 また、アサシン自体が低燃費かつ接近戦も対応できるので継戦能力に関してはあまり不安点はない。 アサシンは直接戦闘や斥候に優れる分、殲滅力や決定力が圧倒的に不足しており、格上との直接戦闘などでは逃げの一手を打つのが精いっぱいである。 耐久は低いが死ななきゃ安い、気配遮断のランクが低下がなくワンチャンあれば(マスターを殺害して)勝てるので慎重な立ち回りを心がける必要がある。
https://w.atwiki.jp/gotham/pages/111.html
【マスター】 呉島貴虎@仮面ライダー鎧武 【マスターとしての願い】 オーバーロードとヘルヘイムから人類を救い、光実との兄弟関係をもう一度やり直す 【weapon】 戦極ドライバー:アーマードライダーに変身するためのベルト。 イニシャライズ機能があり貴虎以外の人間は着けることさえできない。 メロンロックシード:クラスAのロックシード。戦極ドライバーに嵌め込んで使うことによってメロンアームズへ変身できる。 専用アームズは近接・投擲武器としても使用できる大盾・メロンディフェンダー。 仮面ライダー斬月・メロンアームズ:貴虎が戦極ドライバーとロックシードを使い変身した姿。 システムの補助により視覚や聴覚、運動能力などが大幅に増大する。 前述のメロンディフェンダーと銃剣・無双セイバーを駆使した白兵戦を得意とする。 ただし科学兵器であるためそのままでは霊体であるサーヴァントにダメージを与えることはできない。 【能力・技能】 生身で新世代アーマードライダーの攻撃を受け止めるなど、並外れた頑強さと生命力を持つ。 また、アーマードライダーとしての力量自体も原作に登場する誰よりも高く、ロックシードの性能差をも覆す。 【所持金】 大富豪 【方針】 何をするにも神殿を形成し、魔力を集めなくては何もできないため序盤は雌伏し情報を集める。 場合によっては斬月の仮面で正体を隠して敵マスターを襲撃することも視野に入れる。
https://w.atwiki.jp/gotham/pages/55.html
夜のゴッサムシティは犯罪者の跋扈している。 少し街中を彷徨ってみれば強盗事件の現場に出くわし、ポン引きが「いい娘がいる」と話しかけてくる。 いざ警察が駆けつけても、警官の手元をよくみればそこには札束があり、警官が来た道をたどると犯罪者が何事もなかったかのように歩道を歩いている。 例え犯人が逮捕されてもそいつは金を積んでいとも簡単に保釈され、また犯罪に手を染める。 まさに犯罪都市こそがゴッサムシティの異名に相応しいであろう。 そして汚れた裏路地を少し進んだ場所にも、ゴッサムではある意味日常的な風景が広がっていた。 そこには数人の男がおり、外に声が漏れないようにかすかな声でヒソヒソと話し合っている。 話の内容は定かではないが、男たちは会話を終わらせたのちにそれぞれのポケットの中からある物を取り出した。 一方はポリ袋に入った粉末。もう一方はかなりの額になるであろう札束。 それらを交換した男たちは『取引』を終了してそそくさとその場を立ち去る…はずだった。 ガクン、と。 一瞬、周囲が揺れた。 それを感じて男たちは動きを止めた。 ――地震か? 身体をこわばらせて周囲の様子を窺って見るも、それ以上揺れる気配はない。 気のせいかと思い、急いで麻薬取引の場からずらかろうと男たちの中の一人が一歩踏み出した、その時。 ズン、と。 地響きが起こった。 それは先のものよりも大きく、なにかがこちらに向かっていることを予感させる。 男たちの誰もが冷や汗を流した。 地響きが鳴りやむと、男たちの視線は一点に集まる。 そこには、2mを超える大男が悠然と佇んでいた。 紅色のライダースジャケットを羽織り、本式のモヒカンヘアで片目が隠れている。 大男は眉を動かさず、じっと男たちを凝視している。 男たちは絶句した。 それは麻薬の取引を見られただとか麻薬を奪われるという危機感からではなく、 この大男に対する恐怖からのものだった。 「な、なんだ、てめーは」 男たちの内の1人がなんとか声を絞り出す。 「ド、ドラッグなんてゴッサムじゃあ風邪薬より多く使われてるんだぜ?正義漢ぶって俺たちを捕まえても何も変わりはしねェ………」 「そ、そうだよ。なぁアンタ、見逃してくれよォ―――。ドラッグでハッピーになるやつだって沢山いるんだしよォ~~~」 1人に釣られてまた1人、また1人と大男に対して物言いを重ねていく。 麻薬取引をしていた男たちは当初は恐怖していたが、仲間や取引相手が次々と口を開いていったことでそれが薄れていった。 やがてその中の1人が得物のナイフを取り出し、大男に向ける。 「ヒヒヒ、だがよォ、このことをサツにチクられたら厄介だ」 それに同調して全員が得物を取り出し、下卑た笑いを上げる。 よくみればこの大男は武器など持ち合わせていないではないか。 こんな大男でもナイフで急所をつけばイチコロだ。 武器を持っている方が圧倒的有利…その巨漢が何もしてこないのをいいことに男たちは自分たちの勝利は確実だと思い込むようになる。 「ブッ殺してやる!」 その言葉を皮切りに、男たちが巨漢に飛びかかった。 コイツは丸腰だから拳でガードしようともダメージを受けるのは向こうの方だ。 ましてや拳で人を殺せるわけがない。 …男たちはそれを信じて疑わなかった。 人は見かけによらないというが、大男は見かけ通りの怪力を持っていることを念頭に置いておけば、 たった今大男の胸にナイフを突き立てようと跳んだ男は痛い目を見ずに済んだかもしれない。 「片腹…痛いわァー!!」 大男が初めて声を出した。 それを認識した時、飛びかかった男にはすでにボキバキという嫌な音が全身を駆け巡り、腹には嘔吐したくなるような鈍い痛みが走った。 大男は屈んだ姿勢からアッパーを繰り出し、その勢いに任せて身体を浮かせた男に肘を振り下ろし、叩き落した。 「ゴボゲッ」という痛そうな声と共に男は地面に叩きつけられる。 口からは血と胃酸の混じった液体が溢れ、白目を向いていた。 体内のあらゆる骨で骨折に骨折が重なっており、もはや再起不能であった。 「手是両扇門、全靠脚打人。まず地に足をつけろ」 男たちは笑いと動きを止め、再び絶句した。 大男に向けられたのは先ほどの恐怖とは比にならない、人間の「死にたくない」という本能からくる癒えない恐怖であった。 大男はグローブにちた汚れを払いながら他の男たちを睨み付ける。 男たちは足が竦み、指一本動かすことができなかった。 「あ、あんたは一体…」 その中でも少し年上で、リーダー格と思われる男がなんとか震える口を動かした。 「知らないなら名乗ってやろう…上海一の打派『大魏』とは俺のことよ!」 大男の名は魏(ウェイ)。ウェイ・イェ・ルウ。 自らを上海一の打派「大魏」と称する、心意六合拳の達人、中国の国際マフィア「黒手会」の兇手(殺し屋)である。 「わ、わかった!あんたが強いのは認めるよ!だから見逃し――」 「『俺達』はアンタらに強さをみせつけに来たわけじゃあない…」 男は背後からの声に背筋を凍らした。 それは魏の声ではない、新手の声だった。 恐る恐る後ろを振り向くと、そこにはもう1人、魏の仲間と思われる者がいた。 あの大男に仲間がいたとは。魏と比べれば若々しい声と外見をしている。 「すまない、手間をかけさせたな、魏」 「構わんさ。それよりも早く『用事』を済ませた方がいいんじゃあないか、セイバー?」 セイバーと呼ばれた男は短く「そうだな」と返すとリーダー格の男に近寄り、 「これ以上痛い目に遭いたくないのなら、質問に答えてもらおうか」 と顔を近づけて言った。 「アンタらが手に入れた麻薬…その出所はどこだ?」 「そ、それは…」 男は目を逸らし、口の中で唾をゴクリと飲み込んでから、 「い、いとこから貰ったんだ」 と震え声で答えた。 先ほどの魏の圧倒的な強さを見たためか、冷や汗が止まらない。 「そうか。…ところで、俺には特技があってな。人が本当のことを言ってるかどうかを「汗」とかで見分けるんだ」 「……!」 「「汗の味」をなめればもっと確実にわかるがな……」 男は激しい運動をしていないというのに肌に汗の玉を作っていた。 セイバーは目を細める。 「その汗と皮膚からわかるぜ…なめなくともわかる。―――おまえ、嘘をついているな」 「ヒ、ヒィ――――!!」 思わず男は叫び声を上げた。 ――殺される。 セイバーの目は…「人殺し」の目をしていた。このセイバーという男には、やると言ったらやる『スゴ味』がある。 魏の時とは違い、凝視されただけで死の恐怖を感じ取ったのだ。 「答えろよ。質問はすでに「拷問」に変わっているんだぜ!」 ◆ ◆ ◆ おかっぱともいえる髪型にジッパーの引き手のような装飾が所々についた服を着たセイバーの英霊――ブローノ・ブチャラティは、 閉店したバーの中、適当なイスに座り、麻薬取引の現場で得られた情報を考察する。 男が吐き出した麻薬のの出所はゴッサムに存在する犯罪組織の中でも比較的有名なギャングのものだった。 「どうする?今すぐその組織を叩きにいくか?」 ブチャラティのマスターにあたる魏は、のカウンターに腰かけている。 「いや……まだ早いだろう。あの男は出所以外は本当に何も知らないみたいだ。もう少し調べても遅くはない。それに――」 「――魏の仇…『ムラクモ』ってやつのことも調べないといけないからな」 「そうだ…ムラクモ――」 魏がゴッサムシティに来たのはゲセルシャフトの基地に置いてあったシャブティを手に取ったことが切欠だった。 魏は元々は恩人であり黒手会の大当家(ボス)であったインフーが暗殺され、新大当家の座を巡る内部抗争が起きる中で、その下手人を探すため行動していた。 しかし、下手人のマリリン・スーを倒してから魏に明かされた事実は衝撃的なものであった。 大人(ターレン)と呼び慕っていた恩人の「インフー」という男は、 秘密結社ゲゼルシャフトが産み出した、現人神を自称するムラクモの複製體だった。 ムラクモが「転生の法」により復活するための器に過ぎなかったのだ。 先代大当家を殺しインフーが後釜に据わり、黒手会はゲゼルシャフトの国政へ介入するための下部組織となり下がっていた。 それをゲセルシャフトの最深部にてムラクモ自身の口から聞かされた魏は激怒し、ムラクモを死闘の末討ち取った。 だが、ムラクモは転生し、今も魏のあずかり知らぬところで復活しているだろう。 それを悟った魏は、基地入手した複製體の所在地を記したリストを手にクローンを一掃しようと決意を固めたのだが…。 そのリストの隣にあったのが後のブチャラティとなるシャブティであった。 「――奴は…俺の…俺たちの心『裏切った』ッ!」 義に篤い魏は、インフーに忠誠を誓い、幹部としてその組織に尽くそうと心に決めていたのに、 恩人と思っていた男から裏切られ、そして黒手会ごと躍らされていた。 魏の他にもインフーに拾われて救われた人物は山ほどいる。 マリリン・スーも元は戸籍を持たない黒孩子(ヘイハイズ)で娼婦をしていたところをインフーに拾われた。 思い出すのは魏を「兄貴」と呼んで慕っていた部下の少年。 魏が麻薬取引をしていた男を一蹴したところを見ると、 「兄貴ィッ!魏の兄貴ィッ!やっぱり兄貴ィは、スゲェーやッ!」 とでも言って賛辞を送ってくれたことだろう。彼はこの真実を知ったとき、どんな顔をするのだろうか。 それを思うと魏の心に怒りが満ちてくる。 「あの男は今!このゴッサムにいるッ!このリストがそれを教えてくれたッ!」 魏は基地から手放さずに持ち込んだ複製體の居場所が描かれたリストを取り出した。 「聖杯なんてどうでもいいッ!だが、ムラクモはこの世から抹消せねばならん。ムラクモをこの手にかけるまで俺は死ぬことはできん」 「オレにもわかる。その「ムラクモ」が死んで当然のことをやっていた男だとな」 魏の来歴を知るブチャラティはイスから立ち上がり、魏からリストを受け取る。 そこには確かにゴッサムシティに複製體を紛れ込ませたことが書かれている。 ゴッサムにやってきた魏のサーヴァントはセイバー。 だが、『その指取るは運命の引き手(スティッキィ・フィンガーズ)』のジッパーで「切る」ことからセイバーの枠に押し込められたサーヴァントだった。 「だからオレは、こうして裏社会の浄化を条件におまえに協力しているんだ」 ブチャラティはイタリアのギャング組織「パッショーネ」のボス・ディアボロとの最終決戦の中で、 ジョルノ・ジョバァーナに後を託し、天へと上った。 『矢』を手にしたジョルノは必ずディアボロを打ち倒し、新生パッショーネのボスとなってくれることだろう。 新生パッショーネの下にあるイタリアはもうブチャラティの心配するところではない。 だが、ブチャラティは召喚された時に既視感を感じた。 それは召喚された地がゴッサムだったからに他ならない。 ブチャラティの見たゴッサムシティはかつて見たイタリアの惨状と同じ、いやもっと酷いだろう。 だからブチャラティは生前の生き返った心を胸に、このゴッサムの裏社会の清浄化に乗り出すことを心に決めた。 英霊になっても、自分の信じた道を歩むギャングとしてすべきことに変わりはない。 魏とブチャラティは、ブチャラティが魏の仇討ちを手伝う代わりに、魏はブチャラティの望む裏社会の清浄化を実行するというギブアンドテイクの関係にあった。 先の麻薬取引現場を襲撃したのもその一環だ。 「俺の復讐に付き合ってもらっているんだ。サーヴァントだからってタダで手伝えとは言わん。まぁ、ギャングのお前が麻薬をなくすといったのは少しブルってしまったがな」 「麻薬は人間の魂を腐らせていく…そんなものを許すことはできない」 「黒手会は麻薬を売らなかったといえば嘘になるが…魂を腐らせる点に関しては同意見だ。その裏社会の清浄化とやら、この『大魏』が助力してやろう」 「それに、オレもかつて、ボスに心を裏切られた。『侮辱』された痛みはオレも経験済みだ。ムラクモは必ず倒す」 ボスに裏切られた幹部のイタリアンギャングとチャイニーズマフィアが主従となったのは何かの縁だろうか。 【クラス】 セイバー 【真名】 ブローノ・ブチャラティ@ジョジョの奇妙な冒険 【パラメータ】 筋力D 耐久D 敏捷D 魔力B 幸運A 宝具B 【属性】 秩序・善 【クラス別スキル】 対魔力:C 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。 後述の逸話から、神秘の位が上がり対魔力のランクが向上している。 騎乗:D 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。 【保有スキル】 戦闘続行:- 決して屈さない強靭な精神力の持ち主。 決定的な致命傷を受けない限り生き延び、瀕死の重傷を負ってなお戦闘可能。 ランサーの場合、後述の逸話によりこのスキルは宝具に昇華されている。。 心眼(真):B ギャング、及びスタンド使いの経験によって培った洞察力。 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。 逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。 カリスマ:B 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。人間として獲得しうる最高峰の人望。 カリスマは稀有な才能で、1チームのリーダーとしてはBランクどころかDランクで十分と言える。 ランサーの場合チームのメンバー全員が彼と出会ったことで人生が大きく変わり、彼に未来を託したというエピソードから、ランクが大幅に上がっている。 人間観察:D+ 人々を観察し、理解する技術。 このスキルがあるからこそ、ブチャラティは人の苦しみを理解することができ、幼少時に父親の元に残るという決断を下すことができた。 また、相手の汗をかいた時のテカり具合で相手の嘘を見抜くこともできる。 汗の『味』を見ればより確実に相手の嘘を見抜くことができる。 【宝具】 『その指取るは運命の引き手(スティッキィ・フィンガーズ)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1 ――彼は開いていくジッパーのようにどこかの誰かに希望として伝わって行く意味のあることを切り開いていったが ――それと同時に、閉じていくジッパーのように死の運命へと向かっていた。 ――それは彼の精神の具現であり、彼の辿った運命の具現でもあるかもしれない。 生命が持つ精神エネルギーが具現化した存在。所有者の意思で動かせるビジョン『スタンド』。 殴った物体にジッパーを取り付け、物体を切断・接着したり、開いたジッパーの中に空間を作ることが出来る能力を持つ。 非常にシンプルな能力だが、その分応用範囲が広く、 この能力を利用して壁に穴を開けて通りぬけたり、地面に潜って移動することができる。 他にも他人の体にジッパーを取り付け、開いたジッパーの空間内に自分や物を隠したり、 自分の腕をジッパーで紐状にどんどん開くことによって、パンチの飛距離を伸ばすことも可能である。 基本的にジッパーで切開されたものは破壊されず生物の場合も特に出血等もなくジッパーを閉じて能力を解除すれば元に戻るが、 普通に切断してしまうこともできるため破壊力・殺傷力は非常に高い。 このジッパーによって『切断する』という特徴からセイバーのクラスで召喚された。 射程距離は短いが、ジッパー自体はセイバーがよほど離れない限りその場に残り、遠隔操作でその開閉が可能。 ジッパーを複数の対象に取り付けることもでき、最大補足はあくまで「一瞬で」ジッパーを取り付けられる対象は1つのみという意味である。 スタンドビジョンのダメージは本体にフィードバックされる。 『魂に吹き荒ぶは黄金の旋風(ロールド・ゴールド・ハート・オブ・ストーン)』 ランク:A+ 種別:対己宝具 レンジ: 最大捕捉:- ジョルノ・ジョバァーナのスタンド『ゴールド・エクスペリエンス』とセイバーの精神により、 肉体は死んでいるにも関わらず魂だけで生命活動を続行し、現世に留まっていたというエピソードの具現。 戦闘続行スキルが宝具に昇華されたもの。 決定的な致命傷を受けない限り生き延び、瀕死の重傷を負ってなお戦闘可能。 セイバーは霊核が破壊された後でも、約3日間の現界を保っていられる。 たとえ霊核が破壊された状態でもスキル・宝具を平常時と同等以上のレベルで使える。 サーヴァントとして普通ならば消滅している状態で行動を続けることこそがその逸話の具現である。 ただし霊核が破壊されてからはその肉体が朽ちていき、筋力、耐久、敏捷のパラメータが時と共に大幅に低下していくので注意。 【weapon】 宝具『その指取るは運命の引き手』のスタンドビジョン スタンドで格闘戦を行うことが可能。 ステータスはサーヴァント換算で 筋力B、耐久D、敏捷B相当。 【人物背景】 イタリアンギャングであり、「パッショーネ」のチームリーダーの1人。のちに幹部になった。 ミスタやアバッキオらの上司で、人の皮膚や汗の状態で相手の嘘を見抜くという特技がある。 沈着冷静であり、頭脳明晰。温厚で責任感が強いこともあって部下、幹部や町の人々からの人望も厚い。 初登場時はジョルノに対して組織が送り込んだ刺客として出逢ったが、彼の夢に賛同しチームに引き入れた。 7歳の時に両親が離婚して以来、漁師である父親と2人で暮らす、優しく頭のいい少年だった。 しかし彼が12歳の時、父親がチンピラの麻薬取引の現場を目撃してしまい、瀕死の重傷を負わされ、 さらに入院先の病院でも狙われる。ブチャラティは父親を守るため、チンピラを返り討ちにして殺害。 自身と父親の安全を保証してくれる力を求め、ギャング組織「パッショーネ」の一員となった。 が、5年後に父親は後遺症を残したまま死亡。 このことから麻薬を強く憎んでいるが、 ブチャラティが正義と信じていた麻薬にボスが手をそめていたことを知り、組織のやり方に疑問を感じるようになる。 そして幹部に昇進してからの初仕事であるボスの娘・トリッシュの護衛任務にて、 ボスの真意が自分の情報を隠し通すためにトリッシュを自らの手で殺害することだったということを知り、激怒。 彼女を守るべく組織を裏切る決意をし、ボスと対決するがスタンド「キング・クリムゾン」の前に敗れ致命傷を負ってしまう。 しかし、駆け付けたジョルノのスタンド能力と彼の執念が原因不明の奇跡をよび、 『肉体そのものは死亡したが、魂だけで肉体を動かしている』状態になる。 その後もボスを倒すために引き続き行動を続け、 次第に肉体が朽ち果ててゆく中でもボスの行方を追い、最終決戦の中でジョルノに全てを託し天へ昇っていった。 【サーヴァントとしての願い】 この荒んだゴッサムの社会を清浄化する。 【マスター】 魏@アカツキ電光戦記 【マスターとしての願い】 ムラクモを討つ。 【weapon】 複製體のリスト ゲセルシャフトが送り出した複製體の居場所が書かれていおり、その中に『ゴッサムシティ』の文字がある。 【能力・技能】 心意六合拳 中国拳法のひとつ。 八極拳と同じく一撃の重さを追及していることで知られているが、本来は精神から肉体の潜在能力を引き出す武術である。 また、形意拳の原型であるとも知られている。 魏はその達人で、生身で電光機関を装備したエージェントと渡り合っている。 練精化気、練気化神、練神還虚 動作と呼吸と意念を調和し、気功により身体能力を強化する。 最終段階の練神還虚ともなるとサーヴァントとも互角に戦えるだろう。 強化状態は時間と共に解除される。 【人物背景】 魏の読みは『ウェイ』。 フルネームはウェイ・イェ・ルウ。自らを上海一の打派「大魏」と称し、大陸最強を謳われる心意六合拳の達人。 その実力を買われ、凄腕の職業兇手(殺し屋)として大陸の国際マフィア「黒手会」の幹部にまでのし上がるが、 ある日その恩人で「黒手会」の大当家を務めるインフーが、何者かに暗殺されてしまう。 組織内では新たな大当家選出を巡る内部抗争が勃発する中、彼はその下手人を探すために奔走することとなる。 アカツキ電光戦記ではでは唯一任務や野望、使命感などではなく恩人の復讐という動機を持ち、 その会話の端々からも義に篤い性格が窺われる。 一方で鼎二尉に対する勝利メッセージで「お前ならいい客がつくだろう…」という発言をしており、 紛れもなく裏社会の人間であることも窺う事が出来る。 同作の終盤でムラクモからインフーの実態を明かされた彼は山篭りしてさらに修行を積んだ後、 世界中に存在する「仇」の一掃に目的を変え再び奔走することになる。 参戦時期はムラクモ撃破後で、複製體を記したリストを手に入れた直後。 そのため件のリストも持ち込んでいるが、とりわけ役に立たないだろう。 【方針】 ムラクモを探す。 その側らでブチャラティの裏社会の清浄化にも協力する。
https://w.atwiki.jp/gotham/pages/13.html
【ルール】 1.舞台は何者かの手により電脳世界に再現された『ゴッサムシティ@バットマン』です。 地形はゴッサムそのものですが、施設等は他世界のものが混合している可能性があります。 2.毎日正午、サガラによる定時通達が行われます。主に脱落者の人数、討伐令の発令等を行う予定となっています。 3.令呪を所持している限り、サーヴァントが消滅してもマスターは電脳死しません。ただし、元の世界に戻る事も出来ません。 4.NPCは聖杯に拉致された平行世界の人間です。マスターの知り合いもいる可能性があります。 ただし、記憶改竄により異能の行使等は不可能となっており、一般人同然の状態となっています。 なお、この事実はサーヴァント側のみが知るルールであり、マスターは当初このルールを把握していません。 5.NPCは死亡しても消滅しません。なお、NPCを過度に殺傷した主従には討伐令が下る恐れがあります。 6.マスターには予め役職とそれに準じた日常が用意されています。記憶の有無に関しては各々にお任せします。 7.近距離の念話程度であれば、全員が可能なものとします。 なお、遠距離の念話を行う場合には、マスターが魔術の素養かそれに準ずる技能を持っている必要があります。 8.季節は「冬」を想定しています。12月21日(クリスマスの五日前)からのスタートです。 【ウォッチャーとフェムシンムについて】 1.ウォッチャー(ヘルヘイム)は既にゴッサム全域に発生していきます。 その為、ウォッチャーは聖杯戦争の動向を全て把握している事になります。 2.ウォッチャーの役目は、聖杯戦争の観察と正午に行われる定時連絡です。 討伐令を下すのも彼の使命ですが、ウォッチャー自体が直々に罰を下すという事はありません。 3.ウォッチャーはフェムシンムを召喚、自身の使い魔として行動させています。 討伐令が下された場合、彼等も基本的には対象の主従の殺害に向かう事になるでしょう。 なお、ウォッチャーは彼等に指令を与える事は出来ても、行動を縛る事は出来ません。 4.フェムシンム全員が必ずしも聖杯戦争の完遂を目標としている訳ではありません。 【予約ルール】 予約期間は七日、延長なし。 【時刻】 深夜(0~6) 午前(6~12) 午後(12~18) 夜間(18~24) ※「午前」をスタートとします。 【状態表テンプレ】 【地区名/○日目 時間帯】(例:【BAY SIDE-南/1日目 夜】) 【名前@出典】 [状態] [令呪]残り◯画 [装備] [道具] [所持金] [思考・状況] 基本: 1. 2. [備考] 【クラス(真名)@出典】 [状態] [装備] [道具] [思考・状況] 基本: 1. 2. [備考] 【その他】 今後、 1の独断でルールの追加,変更がある可能性もあります。
https://w.atwiki.jp/gotham/pages/172.html
追跡表 クラス No. 名前 【OP】 【一日目】 【二日目】 予選 開幕 午前 通達 午後 夜間 深夜 午前 通達 午後 夜間 深夜 セイバー 1 オズワルド・コブルポット -021 000 007 020 029 後藤 2 レヴィ 013 028043045 グリムジョー・ジャガージャック アーチャー 3 前川みく -020 002012 025037ab ジャスティス 008012 4 広川剛志 -019 007 029 エシディシ 5 呉島光実 -018 002012 033037ab 暁美ほむら 6 ディック・グレイソン -017 019 026040 ジョン・『プルートー』・スミス 039040 ランサー 7 シェリル・ノーム -016 011 021 035 ウルキオラ・シファー 021022 8 志々雄真実 -015 015 028043 エスデス 9 御剣怜侍 -014 001 032041 ジェイド・カーティス 10 ヤモト・コキ -013 018 022034042 乃木園子 ライダー 11 ジョーカー 006 023027040 バットマン 008012 040 キャスター 12 犬養舜二 -012 010017 026 035 戦極凌馬 13 呉島貴虎 -011 002017 033037ab メディア 14 ハナ・N・フォンテーンスタンド -010 004 023024042 デスドレイン 024 035 アサシン 15 ジョンガリ・A -009 004013 030 044 カール・ルプレクト・クロエネン 004 16 ノーマン・スタンスフィールド -008 009 026 035 鯨 17 レッドフード -007 005016 032040 チップ=ザナフ 18 ロールシャッハ -021 005016 031040 シルバーカラス バーサーカー 19 少佐 -006 006 ン・ダグバ・ゼバ 023027040 20 エンリコ・プッチ -005 014 028 セリュー・ユビキタス 030 035 バスター 21 多田李衣菜 -004 005016 031034 ノノ セイヴァー 22 ミュカレ -003 003 036042 ジェダ・ドーマ デストロイヤー 23 久宇舞弥 -002 027040 加藤鳴海 ウォッチャー ex ヘルヘイム サガラ -001 036 023041 レデュエ 038 デェムシュ 022 035 ▲上へ
https://w.atwiki.jp/gotham/pages/60.html
君が此処に居ることで、僕はこの旅の先を知るだろう。 ◆ 一人の男が、人生を終えようとしていた。 掃き溜め同然の薄汚れた路地裏で、壁に身体を預けたまま、男はその呼吸を弱々しくさせていく。 彼の最期を看取ろうとする気高い聖者はいないし、いるわけもない。少し前、男と同じような浮浪者が一人近寄ってきたが、金目の物を持っていないかと物色、成果が無いと分かれば蹴りと唾を浴びせて去っていた。こんな扱いをされるのが関の山だ。 分かっていたことだ。 社会から一度爪弾きにされた者に、最早救いなど無い。嘆こうが怒ろうが現実は好転などせず、あとは次々と堕ちていくのみ。 その果ての終局だ。受け入れたくなくとも、受け入れる以外の選択肢など存在しない。 せめて男に出来るのは、かつて見下した社会の塵屑と等しくなった自分の境遇と、惨め極まるこの最期を呪うくらいだった。 もうあと数分で、自らの生命機能が停止するのだろうと思えてきた頃だった。 何者かが一人、男の前で足を止めた。 既に失われようとしている視覚で辛うじて判別できたのは、桃色がかった金髪の女であることだった。 見たところ、特に誰かを引き連れているようには見えない。女一人でうろつくなど、男以外の暴漢がいれば忽ち痛い目に遭いそうなものなのに。 闇に閉ざされようとする視界の中で、女が見下ろすのを男は感じる。その瞳に宿した感情は読み取れない。サングラスをかけているためと言うより、既にその判別さえ不可能なほどに男の眼球が衰弱していた。 だから男は、大方嘲笑の対象にでもしているのだろうと自ら当たりをつける。 糞みたいだろ。哀れか、笑えよ。 遺されたわずかな体力を使って、男は自嘲の言葉を絞り出す。同時に浮かべた笑顔は、きっと大層醜いことだろう。 どう思われるかなんて、もうどうでも良かった。 このろくでもない人生には、もう劇的な好転を見せる余地など万に一つも無いのだから。 男の自虐を聴いても、女は何も言葉を発しなかった。 その代わり、すぅと息を吸い込んだ。 直後、始まったのは――歌。 透き通った声だった。 淑やかなような、それでいて情熱的とも思えるような響き。 世辞を抜きにしても達者な技量の歌であるが、聴くことが出来るのは今は極めて少数の屑共だけ。 果たして、この行動に何の意味があるのだろうか。折角の歌唱力を、何故ろくでもない聴衆しかいない環境で披露する必要があるのか。 何も理解することが叶わず、されど自然と男は歌声に耳を傾け続けていた。 女の歌は、クライマックスを迎える。 溢れ出すのは、心地よい温もり。息を呑む男の肌を、両手の代わりに女の声が優しく包み込む。 ここで男は遂に辿り着く。文化的な嗜みになど随分触れていない浅ましい彼にすら、女の歌の意味が伝えられたのだ。 まるで、神に恋焦がれるかの如き陶酔感。 そんなものすら抱かせる女の歌は、他でもない男への手向けだった。 直接的な言葉の連なりに頼らず、ただのメロディで女はその感情と意思を伝える。 女は今、男を全力で看取っているのだ。 ああ、まるで妖精のようだ。陳腐な表現だが、女の姿を心からそう思った。 こうして、男の遺恨はまた一つ増えることとなった。 その矛先は、今もまだ歌い続ける女へと向けられていた。 当然だ。死を嘆くだけで済んでいた男に、この女は最早抱く必要の無いはずだった感情を取らせたのだから。 まだ生きていたいと、せめてこの歌をもっと聴いていたいと。そんな前向きな想いを、今更に抱かせたのだから。 糞が、と小さく吐き出すのが限界だった。 力尽きる間際、男が浮かべたのはやはり笑顔だった。 女の歌は、男の死の運命を覆してなどいない。特に劇的な奇跡を引き起こしたわけでも無い。 それでも、きっと、男は少しだけでも満たされていた。 ◆ ◇ それは、彼の追い続けた命題だった。 「『心』は、何処にあると思う?」 ゴッサムに建つとあるホテルの一室。 傍らで椅子に腰かける女に問いかけたのは、窓から覗く宵闇とは対極的なまでに、衣服も、その肌さえも白一色の男。 彼は人間では無く、『ランサー』の仮の名を携えてゴッサムに現れたサーヴァントであった。 「身の内に秘めているのか? その胸を引き裂けばその中に視えるのか? その頭蓋を砕けばその中に視えるのか?」 つらつらと述べるのは、かつて彼が彼なりに求めた解答。 決して適当な内容でないことは、彼とて疾うに承知している。 世界から消える間際、彼一人では思い至れなかったそれらしいモノには触れられたから。 しかし、その機会は生涯で一度だけ。朧げでない確かな実感とするには、あまりに回数が乏しすぎた。 故にランサーは問う。何処を探せば、何をすれば見つかるのかと。 「答えろ、マスター」 かつて自らの虚ろを満たしたモノを、もう一度求めたい。 その欲望のままに一心に言葉を紡ぐ男は、その真の名を『ウルキオラ・シファー』といった。 「どこでもいいじゃない」 ランサーの問いを、女はあっさりとした受け流した。 そのまま表情一つ変えず、女は続ける。 物事を考えるのは脳、興奮に高鳴るのは胸、しかしこれは人間に限った話。人とは異なる脳や心臓を持つ生物とて、人と同じく情動を得ることはある。 故に、心の在処に答えを求めるのは困難なのだ。一概に定義するなど、土台無理な話だ。 「それで、マスターは『心』に目を向ける意味は無いと?」 「違うわよ。どこにあるかってのが重要じゃないの。ちゃんと『心』を持っている。それが分かれば、私には十分よ」 満足な解答を示さなかった女は、しかしランサーを失望させるだけには留まらない。 そして示されるのは、なんとも単純な解答の続き。 「互いに心があると分かれば、気持ちを通わせられるし、伝え合える。それに……歌を聴かせられる。結果が出せるなら場所なんて重要じゃないわ。ね、十分でしょ?」 女は、歌手だ。 ゴッサムに導かれたランサーは、現界した時から今日に至るまで数日間、彼女の取る行動を観察していた。 それはひたすらに、「歌」で満ち溢れていた。 用意された舞台の上で満を持して発した歌声が観衆を熱狂と心酔の高みへと導き、かと思えば何の変哲も無い街角で唐突に開かれた即席の歌唱会でもまた聴き手となった者達の注目の的となる。 老若男女はおろか貴賎さえも問わず、その声で皆に充足を与える。 聖杯戦争のために与えられた歌手という立場は所詮仮初に過ぎず、にも関わらず女は歌手であることを存分に満喫していた。 まるで歌こそ女の存在意義であると、世界中に訴えかけるかのように。 突然、女はくすりと笑みを零した。 怪訝さに瞼を僅かに歪めたランサーに構わず、女は次の言葉を紡いだ。 「ごめん、やっぱり訂正するわ。今分かった気がするから。『心』はどこにあるか、じゃない。後から『心』が生まれるのよ」 語り始めたそれは、逆転の発想であった。 『心』とは、行動によって初めて姿を見出せるもの。 人が誰かを想う時。互いの想いを通わせようとする時。その意思を実際に行動に移す時。 つまり、と言った女の顔が、ふふんと得意気な笑顔を象った。 「人が……この私、シェリル・ノームが歌う時、そこに『心』は生まれるのよ」 かつて、ランサーが至った解答にも近しい言葉。 今これを語るのは、既にランサーのマスターたる資格を手にした女――銀河の妖精、シェリル・ノーム。 「それがマスターが俺を戦わせる動機か、だが」 サーヴァントとして現界したランサーだが、彼は聖杯に託すべき願いなど持ち合わせていなかった。恐らく、聖杯を得たところで充足感など得られないとの予感がしていたから。 数日前、出会って早々にその消極的な考えを告げたランサーに、マスターの立場となったシェリルは一つの方針を示していた。 だったら、私の「歌」を守りなさい。 私を、ではなく。私の「歌」を、だ。その言葉が指し示す意味は、シェリルが歌声を発するための喉笛であり、シェリルの歌に魅せられた聴衆の生命であり、シェリルと彼等が歌を通じて心を繋ぐ時空でもあるという。 シェリルにとっては、歌こそが自らを戦いにさえ駆り出させる理由。 例えばシェリルの喉を潰そうとする者。シェリルと同じく歌を愛せる感性の持ち主の生命を脅かす者。シェリルの歌を胸に刻んだ、あるいは刻むはずの人々を、その鼓膜と耳朶ごと無為に焼き払おうとする者。 そういった類の連中と出くわした時こそ、ランサーが槍として力を振るうべき時であるのだという。 成程と、シェリルの方針は理解出来た。その根本となる歌における彼女の技量の高さも、華やかな文化に遠いランサーにとて何度も耳にするうちに実感が可能だった。 シェリルの歌にある種の求心力が認められることを、ランサーは理解していた。 「例えお前の歌が上等なものだったとしても」 「上等に決まってるじゃない。私はプロフェッショナルよ」 「……だとしても、争いは歌では解決しない」 同時に、シェリルの何処まで突き詰めたところでただの歌の範疇でしかないことも、聖杯戦争という勝負の場において無力であることも。 魔力の類を感知する能力があるランサーだから、彼女の歌は魔術に関わる要素など何も宿していないと分かる。 多くの人々を魅了する、しかしただそれだけの結果しか生まない歌。 聖杯の奇跡の欠片で組み立てられた魔法の結晶が並び立つ聖杯戦争、その中で彼女が武器とする歌は誰よりも磨き上げられた、しかし誰もが到達し得る範疇の代物でしかない。 そもそも、歌を人々に聞かせることが何のための手段なのかがランサーには掴めていない。 未来のビジョンを見出しようが無かった。 「マスターもサーヴァントも、相応の願いを持ってこの戦いに挑むだろう。それをお前の言葉で説き伏せ、捻じ伏せようというのは、無理があるとしか思えない。塵のように打倒されるのが関の山だ」 「いや、捻じ伏せないわよ。歌ってそういう道具じゃないの」 ランサーの小さな糾弾を否定したシェリルは、改めて定義する。 歌とは、他者とのコミュニケーション手段の一つである。 あくまでこちらの感情を真っ直ぐに伝達するための方法であり、受け取った相手が如何なる決断を下すかは結局のところ相手次第なのだ。 それが歌の限界であり、しかし歌の自然な姿であるという。 もしも「相手に自分の意思を伝えるだけでなく、絶対にこちらに都合の良い思考へと相手を誘導することが可能である」と、声にして外界に発する前から確定しきっている歌がこの世の中に存在するとしたら。それは確かに、コミュニケーション手段としては上級だろう。 上級過ぎて、最早コミュニケーションという枠を逸脱している。 「でもそんなのは、感動じゃなくてただの隷属ね」 シェリルにとっての歌は、あくまで感性を刺激するのみ。結局は娯楽の延長線上だ。 シェリルの歌が聴衆を喜ばせるのは、磨き上げた技術が人々の感性に感動と言う感情を抱かせることに成功した結果。戦場に満ちる兵士と獣の群れが歌によって戦闘行為を止めたとしたら、それは歌によって与えられた快楽が何にも、戦争に向ける感情にさえ勝ったがための結末。 敢えて述べれば、歌は戦争の別種に位置するが、対極ではない。歌が生むのは何より幸福であって、戦争の対極たる平和はあくまで幸福から派生する産物である。 そしてこの魔法にも等しい効果を生み出す歌は、しかし決して魔法ではない。只の人間ならば、誰であっても習得できる行動パターンの一つ。シェリルの場合はただ特段に秀でているというだけ。 歌の齎す結果に、奇跡など何処にも無い。いずれも歌い人の、シェリルの努力と実力の賜物だ。 理解を得られなかったとしたら、その者の腕が及ばなかっただけ。だからといって歌を放り出すのは、即ちシェリル自身が自らの積み重ねた時間を否定することになってしまう。 「私は魔法使いでも兵士でもないし、英霊でも、ましてや神様でもないわ。その代わり、私にとって歌が一番の武器。だから私は歌うの。私の歌で街を、銀河を震わせたいのよ」 「……それが何に代えても、お前の成し遂げたい事か。勝利を得るより、自らの未来を繋ぐよりも」 シェリル・ノームは、歌手だ。 寝て、起きて、食べる以外にはひたすらに歌い、徹底して気丈に振る舞う。 そして、人目の無いタイミングではたまに……歌以外の「それ」に苦しむ。 ランサーはかつて、現世と常世の何者よりもそれに近しい存在だった。もしくは、この数日で彼女の生活習慣を眺め、歌を誰よりも長く聴いていた。 だからだろう。ランサーには、彼女が背負うそれが朧げながらに感じられていた。 はち切れんばかりの生命力に満ちた歌声の中に秘められた、消え去りそうな儚さ。 「そうね。私に出来るのは、ただ歌をのこすのみ。歌こそが、私にとっての戦争よ」 しかし、ランサーは気付いていながら口出しはしない。当のシェリル自身が間違いなく自覚しており、そのことを受け止めて尚自らの意思で選んだ道だから、ランサーは見届けることしか出来ないし、他の選択肢に目を向ける気も無い。 何故シェリルがそれさえも受け入れて歌を紡ごうとするのか確かめたいと思うことも、理由の一つであった。 一度も明確な言葉にしていないが、既に互いの了解が存在していた。 「せっかくだし、今夜は寝る前に貴方に歌をのこしてあげるわ。私の歌の価値を、その生意気な頭にたぁっぷりレクチャーしてあげる」 「……今まで何度も聴いているんだがな」 「あら、貴方一人に向けて歌うのはこれが初めてよ? 感謝しなさい。こんなサービス、めったにしないんだから」 奇妙な話だ、とランサーは思考する。 遠い過去に出会ったあの少女と少年は、自らの身の危険にさえ優先させて他者のために行動した。その様を見つめ続けたからこそ、最期はウルキオラ・シファーにさえ穏やかな「なにか」を感じさせた、ような気がした。 そして今、シェリル・ノームという女は他の何物も隅に追いやって「歌」に全ての力を注いでいる。聖杯戦争という現実を受け止め、それでも彼女は「歌」を選択している。 ある程度は人間の感性に理解の及んだつもりであったランサーだが、こうして目の当たりにするとやはり不可思議さを感じられずにはいられなかった。 十分な理屈による理由の説明は未だ叶っておらず、それにも関わらず初めて耳にした時から今の瞬間まで、シェリルの「歌」にこうして耳を傾けようとしているランサー自身にも。 ◆ ◇ ◆ 「旅のはじまりはもう思い出せない、気づいたらここにいた」 あの日、生命の炎を燃やし尽くしたはずのシェリル・ノームが何故こうして自らの脚で立ち上がり、一節を口遊めているのか。 誰が、何の目的で、どのような手段によってシェリル・ノームを背徳の街ゴッサムシティに放り込んだのか。 何もかもが、シェリル自身にはまるで見当もつかない。 ただ確たる事実として、シェリルは今、生きていた。 「たぶん失うのだ、命がけの想い」 許された再びの生。その刻限の到来が決して遠くないことは、どうしようもないくらいに実感出来てしまっていた。 時折の気分の悪さ。 均衡感覚を揺るがす眩暈。 何の前触れもなく襲い来る嫌な圧迫感。 薬では誤魔化せない、踏み出す時の微かな、あるいは強い気怠さ。 日に何度か咳き込む度、掌を衣服を視界をぐちゃぐちゃに塗りたくる赤。 本当は、今だって苦しい。 自らの身体の訴えかける異常性の何もかもがシェリルの身体に今も巣食い続ける病の存在感を、その猛威に最早抗えないシェリルの生命の限界を示していた。 シェリル・ノームが斃れる未来は既に確定し、未来への希望は紡げない。 たとえ聖杯戦争での敵対者に殺されずとも、戦争の決着を見届けること無くシェリルは病魔に殺される。 そして墓標となるのはシェリルを育んだ地ではなく、何の縁も無いゴッサムシティ。 訪れる寂しげな終末。それは一ヶ月後、一週間後、あるいは三日後、それとも明日? この短い命でシェリルに出来るのは、何。聖杯を掴み取ろうにも身体が保たない。悲劇のヒロインなど演じるだけ無駄。希望の無い奇跡を待って、どうなるの。 「だけど困ったナ、応えがない」 ……なんて悩む必要など、別に無かった。 シェリル・ノームは、彼を想い彼に想われた女は、今更その姿を変える必要など無い。 ゴッサムシティは戦争の地。悪徳と被虐に覆われ、しかしその根底には願う人々の真っ直ぐな心が息吹く舞台。 過去をやり直したいと望む者がいる。未来を繋ぎたいと求める者がいる。 ならばシェリルも、彼等と同じく願えばよい。 我儘に、利己的に抱く、自分本位な願い。 歌いたい。 今この時間を最期まで、歌声を紡ぐために使いたい。 身体の生命維持機能が完全に停止する瞬間まで、一人の歌手で在りたい。 激しいライトと喝采、張り詰めたかと思えば轟と暴れ出す空気、観衆との一体感。 高揚感、恍惚感という名に覆われた、シェリルを冒す病より遥かに凶悪な中毒は疾うに全身に回り切っている。 歌で人々を虜にするシェリルは、既に歌という魔物の虜となって久しい。 歌とはまさに劇薬にも等しいのだ。 ただの声帯の震えにより生み出される音が、ひたすらに甘美だった。 たったそれだけの行為が、シェリルの想いをあまりにも純粋に伝えてくれるから。シェリルと他者を、あまりにも簡単に繋いでくれるから。 歌の快感を誰かと共有する時、シェリルは孤独でなくなる。 「君がいないなら、意味なんてなくなるから」 結局、孤独が怖いからシェリルは歌っているのだ。 シェリルが本当に恐れているのは、死それ自体ではない。歌を止めてしまうこと、再び孤独に堕ちていくことだ。 望むのは、シェリルの積み重ねた過去を、今の限りに聖杯戦争を通して関わる者達に聴かせ、未来へとのこすこと。 笑って泣いて、嘆いて足掻いて、戦うように恋をした。 銀河の妖精。フェアリーナイン。戦いの女神。イツワリノウタヒメ。 可憐で、妖しく、安っぽく、でも全部がシェリルの持つ側面。 自らの積み重ね全てを変換した歌に耳を傾け、ただ、これから先も覚えていてほしい。皆と同じ時間を歩む、そんな当たり前の事すら不可能となったシェリルが編み出した、残された短い時間の活用法だから。 貴方達の駆け抜けた時間の一端に、幸福を願い求めて実現したシェリル・ノームという女が生きていた事実を知ってほしかった。 シェリル亡き後も消えることの無い歌で、誰かに託したかった。 「もがくように夢見た、やみくもに手を伸ばした」 そう、歌。シェリルの歌は、ただの歌。 魔法のようで、でも決して魔法ではない。兵士でも魔術師でもないシェリルにだって出来る、ただの意思伝達手段の一つ。 故に、凄惨な戦争を阻止する決定的な手段とはなり得ない。 二つの船団。人類とバジュラ。聖杯戦争とは別種の、しかし間違いなく二者間の繰り広げた、表立ってあるいは水面下での争いというものを見てきてから、戦いとは容易に止められないのだと知っている。 撃つことは奪うことで、でも同時に守ること、貫くこと。懸けられるのは、本人なりの譲れぬなにか。 戦争とは残酷で、無常で、けれど当人達には決して下らなくなどない。グレイス・オコナーの、ブレラ・スターンの、早乙女アルトの戦いがそうであったように。 戦争による喪失は無条件に肯定される物ではなく、しかし闇雲な否定が許される物でもないのだろう。 「その胸に聴きたかった、君と虹架けたかった」 万人にとってのパーフェクトなハッピーエンドなど有り得ない。だから、シェリルも皆と同じく独善的になる。 理屈よりも言葉足らずで、しかし感情を正直に伝えられる手段の行使だけに持てる全てを使う。 生者に喝采を。 死者に哀悼を。 勝者に祝福を。 敗者に快癒を。 時と場所によってその色を万華の如く変化させる歌は、しかし一貫して目の前の者達を想うがためだ。 歌が持つのは、戦争やら聖杯やらにわざわざ頼らなくても誰もが幸せを掴む権利を持つのである、そんな単純なメッセージ。 理解と受容が得られるという確信は無くても、ただ皆に知って、あるいは思い出してもらいたいだけ。 それは世界を変えるだけの力を持たず、約束された未来も無く、でも声だけは未だ残されているシェリルに出来る唯一のこと。 「誰か夜明けの感傷で、ぎゅっと抱いてくれないか」 ランサー。マスター。サーヴァント。そして、NPCなんて枠に押し込められ、思考を抑制され、己が願いを持つ自由すら奪われた哀れな住人達。 彼等と至福を共有するためなら、シェリルは祈りを歌に込められる。彼等の幸福を一緒に祈ってくれる、シェリルに代わって皆を守ってくれる誰かと出会えたら、その人のためにこそ戦える。 その時シェリルは、与えられた槍を全力で振るう。 衰弱した身体、魔力喰らい、死への漸近。そんなの、知ったことか。 シェリルの想いを共有する仲間、皆の未来を繋いでくれる同胞の明日は、この身を投げ打っても絶対に守ると決めている。 人は狂気とか現実逃避とか、あるいは無責任とか戦争への冒涜だとか詰るのかもしれない。 でも、これこそが正真正銘シェリルの正気で、本気だった。 哀しいくらいに歌うしか能の無い、それ故に歌を愛したシェリルなりの、聖杯戦争への向き合い方。 シェリルにとっての戦争の最終目標は、得ることではなく託すこと。 「そして始まるのだ、命がけの終わり」 託した願いを、誰かが受け取ってほしい。 シェリルの想いを、世界に、銀河中に伝えて繋いでほしい。 人々に、サーヴァントに、マスターに、こんな自分に付き添ってくれるランサーに、シェリルがのこす歌を胸に刻み付けてほしい。 私は最期まで貴方の愛した、貴方を愛した私でした。歌に乗せたこのメッセージをいつの日か、笑顔と共に銀河の果てまで消えた彼へと届けてほしい。 「宿命にはりつけられた、北極星が燃えてる」 だから、今こそシェリルは命の限りに歌う。 今宵はランサーのために。明日からは、窓の外に広がるゴッサムのために。 もがき苦しみながら、血反吐を吐きながら、それでも虚勢を張って、一心に自らの存在意義へと身を捧ぐ。 たとえ其処が何処であろうと、「心」を持つ者が一人でも待っているから、此処は既にシェリルの舞台。 ランカ・リーが未来溢れる希望(フロンティア)の歌姫として生きていくなら、シェリル・ノームは怒哀渦巻く絶望(ゴッサム)の中で歌い果てよう。 全ては、銀河さえも救える歌姫――なんて囃し立てられた、ただの一人の寂しがり屋が抱いた精一杯の願い。 聖杯が齎す奇跡など、掌中に収められなくたって構わない。 奇跡に縋る暇があるなら、一秒でも長く歌に浸りたい。 独りじゃないなら、もう奇跡なんて要らない。 「君を尽きるまで愛して、死にたいよ」 さあ、聖杯戦争を始めよう。 魔法にも負けない歌声で、この銀河を震わせるために。 祈命(いのち)の放つ輝きに添えて、心を此処に置いていくために。 ◆ ◇ ◆ ◇ 本気のココロを見せつけるまで、私は眠らない。 【クラス】 ランサー 【真名】 ウルキオラ・シファー@BLEACH 【パラメーター】 筋力C 耐久B 敏捷B 魔力B 幸運D 宝具A 【属性】 中立・悪 【クラススキル】 対魔力:C 魔術に対する守り。魔術詠唱が二節以下のものを無効化する。 大魔術・儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。 【保有スキル】 十刃:A 虚(ホロウ)が仮面を剥ぎ、死神の力を手にした種族、破面(アランカル)。その中でも指折りの戦闘力を持つ者に与えられる称号。 虚の技能である「虚閃(セロ)」という光線、死神の斬魄刀と能力解放を模した「帰刃(レスレクシオン)」、 他に破面の技能である高速移動「響転(ソニード)」や感知能力「探査回路(ペスキス)」、身体特徴である外皮「鋼皮(イエロ)」、 虚閃の派生型として高速光弾「虚弾(バラ)」や強化型虚閃「黒虚閃(セロ・オスキュラス)」など多彩な能力を保持する。 特にランサーは十刃が本来失っているはずの「超速再生」の能力を有しており、致命傷でない限りは脳と臓器を除いてどの部位も極めて短時間で回復可能。 この派生として、自身の眼球を取り出し砕くことでその眼で見た映像を周囲の者に見せる「共眼界(ソリタ・ヴィスタ)」という能力も持つ。 当然であるが、能力の行使には相応の魔力消費が伴う。 その他、神性を持つ相手に追加ダメージ判定を行う。相手の神性が高ければ高いほど成功の可能性は上がる。 また魂を喰らう種族であるため、魂喰いによる恩恵が通常のサーヴァントより大きい。 補足であるが、このスキルのランクはあくまで「殺戮能力の高さ」を示しており、各能力が全て一級品であるという意味ではない。 ランサーより下位の十刃であっても「響転」や「鋼皮」など特定の能力においてランサーを上回る者は確かに存在する。 同様に、ランサーより上位の十刃であっても「超速再生」の一点に限ればランサーの右に出る者はいない。 単独行動:C マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。 Cランクならばマスターを失っても一日程度は現界可能。 従属官を一人も持たずに活動していた過去に因んで付与されたスキル。 掌中の心:A 魔術でも科学技術でも、スキルでも宝具であっても、「特殊な能力」として発揮された精神干渉の効果を無効とする。 ウルキオラ・シファーという破面の虚無を満たしたのは、少女と少年が示したひたすらに純粋な、ただの「心」でしかなかった。 故に、ランサーの精神を揺るがすための術は魔法や呪いの類ではない。それらの類である必要が無い。 【宝具】 『黒翼大魔(ムルシエラゴ)』 ランク:BまたはB+ 種別:対人宝具(自身) レンジ:- 最大捕捉:1人 発動後パラメーター・第一⇒筋力C 耐久B 敏捷A 魔力B 幸運D 宝具A 発動後パラメーター・第二⇒筋力B 耐久A 敏捷A+ 魔力B 幸運D 宝具A 破面の刀剣解放を宝具と見なしたもの。斬魄刀に封じた虚本来の姿と能力を解き放つ。解号は「鎖(とざ)せ」。 翼や兜の発生など外見が変化する他、敏捷がランクAへと上昇する。 解放後は斬魄刀に代わって魔力によって形成した光の槍・フルゴールを装備し、また黒虚閃が使用可能となる。 本来ならば破面の刀剣解放は一段階のみだが、唯一ランサーは第二段階である「刀剣解放第二階層(レスレクシオン・セグンダ・エターパ)」を発動可能。 そのためこの宝具は二段階の強化能力として機能しており、第二階層の発動となると筋力・耐久・敏捷の三つのランクが上昇する。 なお、各段階に見合った魔力消費量の増大も伴う。 『雷霆の槍(ランサ・デル・レランパーゴ)』 ランク:A 種別:対死神宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000 「刀剣解放第二階層」発動後に限り使用可能な宝具。 最大限の魔力を込めたフルゴールを投擲する必殺技。抜群の破壊力を誇るが、力加減や照準調整はほぼ不可能。 また最大火力の技だけあって、一発撃つだけでも膨大な量の魔力消費が必要とされる。 魔力面の十分なサポートが無ければ、この宝具の使用が原因となって自身のマスターを死亡させる可能性すら有り得る。 【weapon】 斬魄刀 通常時に装備している刀。武器であると同時に、宝具解放のキーアイテムとしての側面も持つ。 フルゴール 魔力で形成した光の槍。宝具解放により斬魄刀に代わって装備する。 【人物背景】 かつて人の「心」に触れた破面。 【サーヴァントとしての願い】 もう一度「心」を感じたい。 今はマスターの歌う声を聞き、マスターの生きて死ぬ姿を見届けることに少なからず興味を抱いている。 言い換えれば、ランサーは聖杯の齎す恩恵自体には興味が無い。 【マスター】 シェリル・ノーム@劇場版マクロスF 恋離飛翼~サヨナラノツバサ~ 【マスターとしての願い】 命尽きるまで歌う。 【weapon】 武力は何も持っていない。 【能力・技能】 歌 シェリル・ノームの特技であり、武器であり、存在意義。 V型感染症 シェリル・ノームの生命を蝕む病。声帯に定着したフォールド細菌(地球外生命体バジュラが持つ腸内細菌)が、いずれ感染者を死に至らせる。 完治のためには声帯を切除するか、元々免疫を持つランカ・リーの内臓を全移植する(=ランカを殺す)以外に方法が無く、シェリルはその両方を拒否した。 この病は未だシェリルの身体で健在であるため、シェリルはいつ死んだとしても不自然ではない状態にあると言える。 症状が進行した人間は、バジュラが同族との交信に使うフォールド波を自らの声に乗せて発することが可能となる。 しかしバジュラの存在しない状況下ではこの特殊な能力も無意味であり、今度こそシェリルの歌はひたすらに純粋な、ただの「歌」でしかなくなった。 【人物背景】 かつて「歌」で銀河を救った女。 【方針】 ゴッサムシティを、銀河を「歌」で震わせる。聖杯にも代替の出来ない「歌」に想いを乗せる。 この先ランサーに戦いを求めることもあるだろうが、それはあくまで「歌」を守るため。 もうすぐ死ぬという実感がある。それでも貫き通す。私が死んでも「歌」は死なない。
https://w.atwiki.jp/gotham/pages/124.html
【クラス】 バーサーカー 【真名】 セリュー・ユビキタス@アカメが斬る! 【パラメーター】 通常時 筋力:D 耐力:D 敏捷:D 魔力:E 幸運:E 宝具:C 狂化発動時 筋力:C 耐力:C 敏捷:D 魔力:E 幸運:E 宝具:C (コロおくのて 筋力:B 耐力:EX 敏捷:C 魔力:C 幸運:C) 【属性】 秩序・狂 【クラススキル】 狂化:C- 通常時は一切狂っていないように見える。 だが、彼女が『悪』を見つけた時、このスキルはその真価を発揮する。 正義以外の理性を大きく失う代わりに筋力と耐力が一段階ずつ上昇する。 【保有スキル】 絶対正義:A+ 正義の名のもとに悪を討つ者が持つスキル。 彼女は悪と出会った瞬間に狂化が発動し戦闘体勢に移る。 ここで言う悪とは『彼女が悪と判断した全ての者』である。 例え善属性だろうと彼女が悪と判断できる行動を行っていた場合、彼女の敵となる。 また、例え善行を積んでいようが悪属性を持つサーヴァントならばそれだけで彼女の敵となる。 狂化のせいで生前よりも『正義』『悪』への執着が強くなっており、生前よりも厳しくこのスキルが発動するようになっている。 例え受動的に悪事を行ったものでも見逃さない。まさに狂おしいまでの正義の味方となった。 なお、生前の仲間が悪属性で呼び出されていた場合も一切の容赦なく彼女の敵となる。 精神汚染(正義):A 正義を盲信しており、どんな小さな悪だろうと見逃さず正す精神の持ち主。悪からの精神干渉を全て無効化することが可能。 このスキルが狂化に大きく関わっている。 バーサーカーの狂化は『正義への偏った盲信』から来るため、狂化の際にも正義の心と悪を憎む心を失わない。 人造人間:A 人造人間である。 毒物・薬物への耐性に加え、同ランクの戦闘続行を持つ。 悪を狩る者(イェーガーズ):EX 悪を狩る者として生涯を終えた少女。 悪がある限り彼女の存在理由は消えない。 バーサーカーが『悪』を認識している場合マスターへの魔力負担が減少。『悪』の数が増えれば増えるほど魔力消費は小さくなる。 【宝具】 『魔獣変化ヘカトンケイル(コロ)』 ランク:C 種別:対悪 レンジ:1-10 最大捕捉:5 生物型帝具。愛嬌のある顔をした犬のような見た目をしている。 その能力は『捕食』。無数の乱杭歯で敵をすり潰して食す。 コアを破壊しない限り死なず、その腹の中にバーサーカーの宝具『十王の裁き』のうち9つを隠している。 バーサーカー同様『狂化(おくのて)』で一時的にバーサーカーに従う以外の理性の全てを捨ててステータスを大幅向上させることが可能。 『狂化』中は咆哮で相手の動きを止めたり、腕を伸ばしてラッシュを放ったりも可能。 『十王の裁き』 ランク:E 種別:対悪 レンジ:1-90 最大捕捉:10 コロの中にしまわれているバーサーカーの9つの武器。それぞれ 1番・正義秦広球……トゲ付き巨大鉄球 2番・初江飛翔体……小型ミサイル 3番・正義宋帝刀……巨大な刀 4番・五官鞭……ウインチ、移動のほか攻撃にも使用可能 5番・正義閻魔槍……巨大ドリル。射出も可能 6番・変成弾道弾……超大型ミサイル。硬度最強 7番・正義泰山砲……レンジ最大90まで狙撃可能な大砲 8番・平等魚雷……水陸両用魚雷 9番・正義都市探知機……周囲の魔力反応を探ることが可能 となる。 9番以外はそれぞれ筋力と同等の破壊力を有する。 『十王の裁き 最終番 五道転輪炉』 ランク:D 種別:対悪 レンジ:1-80 最大捕捉:999 手も足も出なくなったバーサーカーに残された最期の悪あがき。 頭に仕込まれた爆弾を魔力の全てを注ぎ込んでレンジ80以内を巻き込む大爆発を起こす。 レンジ内の『悪』を完全に消滅させる。 通常、参加者以外には効果を及ぼさないが、悪であったならば全ての者が消滅の対象となる。 【weapon】 トンファーガン。口の中の銃。義手の内側に隠された剣。 悪が相手でない場合に限りこれらを威嚇用に使う。かもしれない。
https://w.atwiki.jp/gotham/pages/5.html
更新履歴 @wikiのwikiモードでは #recent(数字) と入力することで、wikiのページ更新履歴を表示することができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //www1.atwiki.jp/guide/pages/269.html#id_bf9eaeba たとえば、#recent(20)と入力すると以下のように表示されます。 取得中です。
https://w.atwiki.jp/dope-girls/pages/7.html
アーカイブ @wikiのwikiモードでは #archive_log() と入力することで、特定のウェブページを保存しておくことができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/25_171_ja.html たとえば、#archive_log()と入力すると以下のように表示されます。 保存したいURLとサイト名を入力して"アーカイブログ"をクリックしてみよう サイト名 URL